メリット
雨の多い山陰地方ではマストな快適グッズ
なんといっても、雨に濡れないのは嬉しいです。雨だけでなく、雪も霰も同様です。特に、車の乗り降りの時は傘が差しにくいですよね。傘がずぶ濡れのままだと車は汚れますしね。いったん乗り降りの時に外に出て余裕をもって傘をさしたり、雨の様子を確認したりできるのは快適ですね。
以前うっかりと窓を全開にして一晩駐車してしまいました。翌朝雨だったのですが、カーポートのお陰で無事でした。そんなおっちょこちょいな私には特に重宝しますね。
冬に窓が凍らない
窓が凍った時はいろいろ苦労します。朝の時間の無い中、アイドリングしてもエアコンはなかなかあったまらない。窓に向けてエアコン当てても下の方しか解けない。仕方ないからワイパー前回でゴリゴリして、半端な解け方で出発。ワイパーのゴムも寿命が縮まりそう…
やっと景色が見えてきたと思ったら、信号待ちで上から雪がずり落ちて、
見えないぞ~(´;ω;`)ウッ…
これではいつ事故するかわかりませんね。そんな思いを2~3度すると、カーポートは必須だと感じますね。時短に安全に長持ちと三拍子そろって叶えてくれる点は優れものです。
勝手に駐車されない
家の駐車場に知らない車が横付けしたり、Uターンしたりされると少し気分がよくないですよね。場合によっては、踏んではいけないところを踏まれたり、大事なフェンスが擦られたり、そのような修理も結構多いです。
カーポートは、勝手に人の土地に入りづらくする効果があります。門のような効果ですね。ちょっと入りづらい。これは防犯の観点からも必要な結界的要素です。心理的なもんなのでしょう。屋根の下をくぐるという行為は、人様のものだと理解した上で行動していると捉えられると認識するのでしょうね。
勝手に駐車されは困る
デメリット
風対策が必要
出雲や松江のように風が強い場所では、その対策が必要になります。横風が吹くと雨も入るし、風の強さが増してドアの開け閉めに影響します。
強風に対しては、カーポートの横にオプションのサイドパネルをつけたり、風よけフェンスをつけることができますが、いずれも出費が増えます。
壁についてもよくよく考えないと、風の逃げ場がなくなると屋根ごと飛ばされる可能性が高くなります。そう考えると風の強い場所では考えものです。
特に出雲の冬の風は台風並みですよね。逆にいえば、風対策さえしておけば、とても快適な駐車場をつくることができるということですね。
夜は要注意
カーポートには必ず柱があります。柱があることを理解して駐車しないといけませんね。しかし、夜は見えづらい。柱にぶつかってしまう方も多くいます。
特にカーポートのサイズを決める時に、単に車の大きさを基準として決めた時には問題が起きやすいです。
駐車するときにまっすぐだけでなくて、曲がりながら入るところもあります。その時には内輪差の分も余裕をもったサイズにしないといけないわけです。
もし、柱にぶつかってしまうと、カーポートの強度が下がってしまうため、その後の使用は危険です。カーポートの取り換えという事態になりかねません。
カーポートをつけるということは、駐車場に障害物を置くということになりますので、そこを考慮した形や大きさを検討する必要がありますね。
また、カーポートにライトをつけて、夜は明るく駐車ができる工夫も必要です。費用が増えてしまいますが…
カーポートにライトを取り付けているので、夜も安心して駐車ができます。
実はメンテナンスが必要
カーポートのメンテナンスはあまり耳にしませんが、実は必要です。といっても、頻繁ではありません。
しかし、10年程度で屋根のポリカーポネートが飛んでいく可能性があります。よく見かけませんか?
毎日雨風、そして日光に曝されている屋根は過酷な環境に耐えています。軽くて丈夫なカーポートが開発されていますが、限界があります。
いつかは風で飛んでしまいます。しかし、飛んでしまうと非常に危険です。看板が飛んでしまいニュースになっていますが、看板の持ち主に責任があるように、カーポートの持ち主は、常にカーポートに異常がないか点検しておかなければいけません。
そういう意味でメンテナンスが必要なのです。毎年台風は来ますので、台風が来てからでは遅い。日ごろから車に乗るときは外れそうなところがないか点検しておきたいところです。
ちなみに、屋根がより飛びにくくするためのオプションがほとんどのカーポートにはあります。強風地域にしか選択されることがないですが、これはいつかのためにはお勧めです。高くはありません。飛ぶ可能性がかなり低くなります。また、アルミ製の屋根にするなど、材質を変更することで劣化を防いで、飛散の心配を減らすことができます。
以上、メリットとデメリットを公平に3つずつ挙げました。カーポートを適切に選ぶことができればメリットは最大化できます。あとは予算との兼ね合いとなります。これがすべてではありませんので、参考の一つにしてください。
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