「外構の印象は素材選びで決まる」といっても過言ではありません。
新築外構やリフォームでどの素材を選ぶかは、デザインや機能性、さらには費用まで大きな影響を与えます。
今回は、インターロッキング・レンガ・タイル・天然石といった外構素材を徹底比較し、用途別のおすすめ素材と選び方のコツを解説します!



1.外構で使われる主な素材の比較表
外構に使われる素材には、インターロッキング・レンガ・タイル・天然石などさまざまな種類があります。それぞれデザイン性や耐久性、メンテナンスのしやすさが異なるため、用途に応じた選び方が大切です。この比較表では、各素材の特徴や費用感をわかりやすくまとめましたので、理想の外構づくりの参考にしてください。

2.各素材の特徴・メリットとデメリット
インターロッキング
コンクリート製のブロックを敷き詰めて使う舗装素材。駐車場、お庭、歩道、公園など多用途で使われます。色や形状が豊富で、デザインの自由度が高いです。
- メリット
- 耐久性が高く、重い車両にも耐えられる
- 補修が簡単で壊れた部分だけを交換できる
- 透水性タイプがあり、水はけが良くて雨の日でも快適
- 模様を自由にデザインできる
- サイズやデザインの種類が豊富
- デメリット
- 経年劣化がある(色褪せや摩耗など)
- 隙間(目地)に雑草が生えることがある

レンガ
粘土を高温で焼き固めた建築素材。クラシックな雰囲気やナチュラルなデザインが得意です。アプローチや花壇によく使われます。
- メリット
- 自然な風合いで温かみのあるデザイン
- 耐久性が高い
- 色合いが鮮やか
- デメリット
- 割れやすい(強い衝撃には注意が必要)
- 苔が生えることがある
- カラーが赤系や茶系が中心で、バリエーションが少ない

タイル
薄い板状の陶器や磁器製の建材。外壁や室内だけでなく外構にも使われる万能素材。
- メリット
- 防水性が高く、掃除が簡単
- カラーバリエーションが豊富で、モダンからクラシックまで幅広いデザインに対応可能
- 車が乗れるタイルもあり、用途が幅広い
- デメリット
- 雨の日に滑りやすいものがある
- 割れやすい(強い衝撃には注意が必要)
- 温度変化に弱い(寒冷地では凍結による割れが発生することがある)

天然石
花崗岩(御影石)、大理石、砂岩、玄武岩などの自然素材。高級感と自然な風合いを持ち、アプローチやテラスにぴったり。
- メリット
- 1枚1枚が異なる模様や質感を持ち、オリジナリティのある外観
- 耐久性があり、劣化しにくい
- 雨で濡れると美しい色合いが際立つ
- 経年劣化が少ない(石種による)
- デメリット
- 価格が高い
- 施工が難しく、専門業者による施工が必要
- 水に濡れると滑りやすい石種もある

3.用途別おすすめ素材
駐車場、玄関アプローチ、庭・テラス、花壇など、外構の用途によって最適な素材は異なります。耐久性や見た目、使い勝手を考慮して、目的に合った素材を選びましょう。以下で用途別におすすめ素材を紹介します。

外構素材の選び方ひとつで、お家の印象や日々の使い勝手が大きく変わります。インターロッキングは駐車場やアプローチに最適な耐久性とデザイン性を持ち、レンガは温かみのある雰囲気を演出します。 タイルはカラーバリエーションが豊富でモダンなデザインにぴったり。天然石は高級感と独自の風合いが魅力で、特別な空間づくりにおすすめです。
ただし、どの素材にもメリットとデメリットがありますので、デザイン・機能性・メンテナンス性・予算のバランスを考慮して選ぶことが大切です。外構プランを立てる際は、施工事例をたくさん見てイメージを膨らませたり、プロに相談して具体的なアドバイスをもらったりしながら、理想の外構を実現してください。
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