エクステリアのリフォームを依頼する時に注意する点は何ですか?

 外構やエクステリアの工事は、まずは新築の時に行おう事が多いでしょう。新築の時でなくても、新築数年後に初めて駐車場をつくったり、フェンスを取り付けたりする場合は、リフォームとはいいません。

 その後、これまで使っていた駐車場を変更したり、芝生をやめてウッドデッキをつけたりする場合は、エクステリアのリフォーム工事なります。
 つまり、現状を変更するエクステリア工事のことをエクステリアのリフォームとかリガーデンといいます。

 そして、エクステリアのリフォーム工事を依頼する時は、新築の時に工事するのとは違い、たくさんの注意点があります。

 注意点も家の状況により多岐に渡るため、ここでは代表的な点をみていきましょう。 

既存と新設との兼ね合いと点検

 エクステリアのリフォームの場合、多くは既存の部分と新設の部分が接合することになります。

 そうすると、接合する部分はどのように処理するのかをしっかりと決めておかなければなりません。

 新しくつくった駐車場が既存の駐車場と段差ができたり、花壇との落差がひどくなって泥水が流れ込んだりと問題が起きやすい場所です。

 また、新しく設置する場合には、既存のアイテムの点検も同時にする方がいいでしょう。テラス屋根の雨どいが詰まっていたり、デッキのビスが外れていたりと既存をついでに点検して、この際メンテナンスもしておくのが良いでしょう。

排水への配慮

 排水工事は外構エクステリア工事には欠かせません。しかし、既存の一部を取り壊して新設する際には、意外に排水への配慮が欠けがちです。

 その点、しっかりと確認して、これまでの排水はどのようになっていて、これからの排水はどのようになるのかを計画に盛り込んでおきましょう。

 リフォームが終わってから排水を変えるのは非常に難しいため、計画段階で確認をしておくのが重要です。

土中埋設物の確認

 外構エクステリアは基礎や雨水桝や配管など、土中に埋設するものが意外に多くあります。よって、予め土中に埋設されている可能性のあるものは、リフォーム工事計画時に全て明確にしておきましょう。

 工事が始まってから、手探りで進めるのは非常に困難です。また、費用も多くかかってしまいます。予め図面や新築の時の工事の状況が分かる資料があれば、工事業者に情報共有し、スムーズで安全な工事を行えるようにしましょう。

 そうすることで、リフォーム特有の土中埋設物の破損がなくなり、工程も早く進むことになるでしょう。
 


 外構エクステリアのリフォーム工事は、事前の調査と計画が最も重要です。しかし、依頼先の工事業者だけではすべての情報を調べるのは至難の業です。よって、計画段階で協力をして、情報共有することで安全かつスピーディーに工事が進みます。
 松江市及び出雲市でも、外構エクステリアのリフォーム工事が年々増えています。当時の図面など手掛かりがあると、計画がとてもしやすいので、できるだけ情報提供することをお勧めいたします。

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