外構エクステリア計画の完成イメージを掴みたい

 外構工事って、なかなか提案された図面を見ただけでは想像ができないですよね。いったいどこに何が配置してあるのやら…。駐車場などは大きさから、だいたいここなのかな~、と予想がつくものの、実際フェンスやカーポートなど形状や色が異なる物を設置した時、果たして家の色や形に合っているのか??どういう印象になるのか??という疑問が残ります。そのように、外構エクステリア計画で最も重要になってくるのが完成イメージです。

 せっかく建てた夢のマイホーム。外構エクステリアという周りから見られる部分も、もちろん納得して作り上げたい。そう思うのは当然のことです。では、実際に外構エクステリア専門店に工事をお願いした場合、その不安は解消してもらえるのでしょうか?

 答えは、解消してもらえるところを選んで納得した購入をしましょう。

 というのも、今の時代、計画段階で外構エクステリアのイメージをかなり詳細に立体図にすることは簡単なんです。そうすれば、見積の段階で、金額と共に全体イメージを比較して決めることができます。例えば、頭の中ではAのフェンスが良い、好みだ、と思っていても実際パース(イメージ画像の事)を見た時Bのフェンスの方が家との調和がとれていた、という事例もあります。 色ひとつとってみても印象がガラリ、と変わったりします。家には勾配もついていますのでフェンスや高さのあるものは、一度パース図で確認してから決めることをお勧めします。

 この外構エクステリアのイメージ図を描くことをCAD製図と言います。キャドと呼びます。いわゆる3Dパース図の事です。立体パース図を見たいと伝えれば、プロの専門店であれば簡単に出せます。いくつかパース図の事例をご紹介しましょう。

事例①いろんな角度で見てみる

 上の画像は同じ家をモデルに外構のデザインを2種類作ってみました。どうでしょうか?印象が違って見えますよね。このように選ぶものや、色が違えば全体のイメージは大きく変わってきます。家にこだわりをもって作られた分、外構も同じようにこだわってつくっていただけると、理想の住まいを手にすることが出来ます。
 見る角度も変えています。いろんな角度で見ることができるのも、パース図の特長です。玄関から、道路から、家の中からなど、気になる場所から見てイメージを十分に把握できますね。

事例②高さを比べてみる

高さ1600㎜
高さ2000㎜

 上の画像は、同じ家でフェンスに高さを二種類ご用意してみました。一見すると変化が分かりにくいですが、奥に見える家の窓を見ていただけると、変化がよく分かると思います。想像の中だけだと、フェンスの高さまでは実際にどう見えるのか分かりにくいものです。こうやって画像にしてみると、思っていたよりも高かった。もしくは低かった。と比べることが出来ます。
 画像のお家の窓がある正面の部屋はきっとご家族が普段過ごされるリビングなのでしょう。そうなると往来がある道路から生活スペースが丸見え、なんてことは避けたいですよね。フェンスは高さが高くなるほどお値段も比例して上がっていくことが多いです。金額が上がることを承知で右の2000㎜を選び、完全なプライベートスペースを確保するのか。それとも、左の1600㎜を選んである程度目隠しをした上で金額は抑えるのか。このようにパースは一つの判断基準として用いることが出来ます。

今回は2例ほどご紹介しましたが、このように外構は完成イメージを想像の中だけでなく、画像として実際に目にすることはとても重要です。契約し、外構が出来上がってから「こんなつもりじゃなかった」や「イメージと違った」では取り返しがつきません。外構を考えられるときは、是非その工事をする会社がイメージ図を出してくれるかどうかも判断の一つとして考えてみてください。

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