集客が増える店舗植栽デザイン①!経営方針書は必須!

 

 集客が増える店舗植栽デザインは、店舗の入り口付近、つまり店舗前の空間をマーケティングに活用することで、圧倒的にリピーターが増える店舗づくりを目的としたデザインです。
 なぜ、店舗前の空間を変更しただけで、圧倒的にリピーターが増えるのでしょうか。
 その理由は、顧客を細分化すると良く分かります。顧客はいくつかの特性に分かれます。つまり趣味嗜好がいくつかのパターンに分かれるのです。そして、あなたの商品サービスはそのいずれかの顧客にとって、とても魅力的だからこそ、購入しています。誰にでも好まれる商品サービスは、誰にも選ばれないとよく言われるのも、同じことを意味しています。つまり、選ばれ続けるには、一定の趣味嗜好をもった顧客に合わせた商品づくり、サービスづくり、店づくり、社員教育、ユニフォームにしていく必要があります。そうすることで、何度も何度もリピートしたくなるファン顧客が生まれるわけです。
 会社経営をしていれば、それはそうだ、あたりまえだとご納得のことでしょう。しかし、以外にも、見落とされているのがお店の前の外構です。商品やサービスはライバルとの競争が激化しているにも関わらず、外構部分にしっかりと顧客の心を掴む環境づくりをしているお店は非常に少ないのです。
 現在は、集客と言えばSNSや写真の見栄えをもっとも重視する時代となりました。そして、プロ顔負けのキレイな写真が沢山ネット上では発信されています。確かに、店内や商品は美しく配置されていますが、顧客は写真をSNSで見た時からお店に期待している、つまり、顧客の購買行動は、商品サービスに行く前から始まっていることを軽んじられている傾向にあります。
 例えば、40代以上の経営者向けに高級腕時計を販売しているお店の外構が、オレンジと黄色の水玉模様に彩られたコンクリートに安っぽいプラスチックのベンチが置いてあったら。例えば、20代女性が友達と食事に来る若年層向けの比較的安価が売りなレストランの外構が、パステルカラーの落着いた舗装にレンガの花壇、欧風のゴシック模様が施されたヴィンテージ風の彫刻植木鉢がずらりと並んでいたら。
 2つの例を想像して心に違和感を感じた方は、経営者として優れた能力を持ち合わせた方です。あなたの思ったとおり、この2つの例のお店には、1回限りの客は来ても、リピートする確率は低くなります。それは、商品やサービスの問題ではなく、外構の問題です。
 いやいや、ちょっと極端な例をだされても‥と思う方もいるかもしれません。しかし、そうでもありません。結構のこのようなお店は非常に多く見られます。
 重要なのは、商品サービスのターゲット顧客にとって、趣味嗜好がピッタリ合う外構を作ることで、一貫したブランディングができているかということです。多くの失敗は、外構を店長やオーナーの趣味嗜好でつくっているケースです。
 顧客が意識をしていないけども、実は商品やサービス以外の影響により購買行為行動が左右されていることは感性工学の分野においても行動経済学の分野においても明らかにされています。つまり、顧客が意識していないけども、購買行動を左右する色や形などの環境が分かれば、業績に最大限結び付ける外構を作ることができるということです。
 しかし、もう一つ重要なことがあります。それは、お店の戦略などの方針が明確になっているということです。方針に沿った外構デザインでなければ、ブランディングの一貫性が生まれないからです。
 そこで、ブログ「集客が増える店舗植栽デザイン」ではブランディングできる方針書を作成して、武器となるお店の外構デザインを作り上げるための手助けになる情報をお届けします。お店の前の外構を差別化として目をつけているお店は非常に少ないことから、外構をブランディングの武器にすればリピーターがファン化し、競争から一抜けする可能性が高くなるでしょう。これはやったもの勝ちですね。

 今回は経営方針書がブランディングには必須であることを解説していきます。すでに、経営方針書がを作成している方も、これから作成する方も、様々な角度で新しい方針の見方を発見できるかもしれません。経営方針書とはそもそも何か、どんな内容が必要なのかについて見ていきましょう。

経営方針書の必要性

 経営理念は企業の目指すべき方向性を示すために必要不可欠であると言われます。しかし、経営理念は抽象度が高いために、1人1人の社員が具体的にどのような判断をして行動すればいいのかまではわかりません。そこで、経営理念を具現化するためには、経営方針書が有効なツールとなります。
 経営方針書は、大海原において、航海図の役割を果たしてくれます。航海図を持ち、目的地と航路を定め、予想される障害に事前に備えて、海や天候の変化に柔軟に対処していくことが可能になります。また、経営方針書は、会社の価値観に賛同して参加していただいた社員が、安定した生活を築き、働くことを通しての喜びを得る充実した仕事生活を送ること、未来に夢と希望が持てる会社を実現するために、売上や利益といった数字目標と基本方針や個別方針を明示したものです。
 経営理念を具現化して、Why(なぜ、するのか?)を前提にWhat(何がしたいか?)とHow(どうやるか?)で仕事に取組み、決して、仕事や目標に追われて、Must(しなければならない)にならないようにするためのものです。経営方針書には、社員が仕事をする上で必要となる方針と情報が一カ所に集まっています。この一冊を見れば、まだ入社して間もない新入社員であっても、上長や先輩に確認をしなくても、安心して経営理念に沿った判断や行動ができるようになるでしょう。

経営方針書の構成

 経営方針書には、最低限必要な内容があります。それは次の内容です。
・経営理念、ビジョン、ミッション どこを目指す
・自社の経歴 創業からこれまでの歩み
・外部環境分析 機会と脅威
・内部環境分析 強みと弱み
・戦略と戦術 誰に何をどうやって
・数値計画 いつまでにいくらを達成する
・役割分担 誰が何をいつまでに
 このほかに、顧客や社員への基本姿勢や未来組織図など方針書の目的を達成するために必要なものが各社様々です。地図としての役割を担う方針書ですから、最低限は上記の項目が必要でしょう。

店舗植栽デザインと経営方針書との関係

 店舗植栽デザインは、店舗の外構を商品サービス戦略と一貫したブランディングの武器にすることで、リピーターを増やすための戦略です。よって、そのためには、少なくとも商品サービス戦略がなければなりません。つまり、経営方針書が必要となります。


 経営方針書は作成する企業の方が作成していない企業よりも業績が良いという話は統計的にも証明されているようです。しかし、経営方針書は作成することに価値があるのではなく、実行することに価値があります。その点では、作成している企業数ではなく、実行している企業数の割合と好業績の企業との割合が比例しているかどうかを調査する必要があると思いますが、結果は想像がつくもの事実です。
 店舗植栽デザインは、ブランディング戦略の一つです。つまり、経営方針書を実行した結果として店舗植栽デザインができあがるわけです。そして、戦略としては、今はまだ全国どこを見ても店舗植栽デザインを戦略として起用しているお店は非常に少ないということです。試しに近くのライバル店を見てください。商品サービスが狙うターゲット客と店舗外構がピッタリ一致していますか。おそらく、見れば一目瞭然ではないでしょうか。

集客できる店舗植栽デザインについて詳しくは【Takezo・G.Brandig】までお問い合わせください。

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