「メッシュフェンス」とは、金網状のスチールやアルミ材で作られたフェンスのこと。公園や学校などの公共施設でもよく見かけるタイプですが、戸建て住宅の外構にも幅広く利用されています。今回は、メッシュフェンスのメリットとデメリットを解説します。
メリット
- コストパフォーマンスが高い
メッシュフェンスは構造がシンプルで、比較的安価な素材が多いため、導入コストを抑えやすいのが特徴。長い延長が必要な場合には特にメリットが大きいです。 - 圧迫感が少ない
格子状になっているため、光や風を通しやすく、視覚的にも抜け感があります。高めのフェンスでも周囲の景観を損ないにくいメリットがあります。 - 施工が比較的容易
パネルの大きさが規格化されていることが多く、基礎工事や設置もシンプル。施工がスムーズに進むため、工期短縮にもつながりやすいです。 - 防犯効果
メッシュフェンスは外からの視線を遮りにくいので、敷地内に不審者が侵入しても、隠れる場所を作りにくいという利点があります。また、威圧感がないため、通行人にも安心感を与える傾向があります。
デメリット
- プライバシー確保には不向き
メッシュ構造なので、外からの視線をほとんど遮れません。プライバシーをしっかり守りたい場所には別途目隠しフェンスや植栽などの工夫が必要です。 - デザイン性がややシンプル
近年はおしゃれなメッシュフェンスも出ていますが、やはり装飾性は限られています。スタイリッシュなモダン外観や洋風の家など、住宅のテイストによってはイメージが合わない場合も。 - メンテナンスで錆対策が必要
スチール製のメッシュフェンスの場合、表面の塗装が剥がれるとサビが発生しやすいです。定期的な点検と、錆が出始めたら早めの防錆・補修作業が求められます。 - 防風性が弱い
風はほぼ通る構造のため、防風対策としては期待できません。砂ぼこりや落ち葉なども通してしまうので、場所によっては悩みの種になることもあります。
メッシュフェンスは「コストを抑えたい」「圧迫感をなくしたい」「防犯対策として外部の視認性を高めたい」という方に向いています。一方で、視線を遮りたい場所やデザイン性を重視したい場合は、部分的に目隠しフェンスを組み合わせたり、植栽を取り入れると良いでしょう。設置場所の特性や住宅のデザイン、予算などを総合的に考慮して選ぶのがおすすめです。
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