皆さんVRをご存知でしょうか。数年前から専用ゴーグルをつけるとリアルな体験ができる、と話題のものです。ゲームなどによく使われますね。今回はそのVRを使ってお庭の外構を体験したらどうなるのか、というお話をします。
平面図と3Dパース
外構を考える際、外構業者に図面を出してもらった経験のある方も多いと思います。ですが、俯瞰してみた図である平面図で出されてもなかなかイメージできませんよね。中にはパースと呼ばれる3Dの立体的な写真を出してもらった方もいるかもしれません。
平面図
3Dパース
ですが、体感的な話にはなりますが、やはり紙でみるパースで「よし!いい感じだからこんなイメージで作ってもらおう!」といざ契約したところ、実際できたお庭はなんだか自分がイメージしていた物と違うような気がしてならない、といった食い違いが起こることもあります。確かに図面通り、パース通りなのに、感覚的に何かが違う気がする……。フェンスの高さって実際はこんな感じなのか……?などなど。
イメージに期待しすぎると思わぬ落とし穴が?
私は普段、CADを使ってお客様の図面やパースを作成していますが、実際にお家にお伺いしてデザインを作るのは別の者がやっております。なので、お客様のお家を直接見る事はあまりなく、写真での確認のみになります。実際自分が作った図面を元にお庭が施工され、出来上がった物を実際自分の目で見たこともありますが、それまで現地に赴かなかった分「あれ、なんだかパースで見たのとは大きさが違って見える」という体験をしたことがあります。
日常生活でも、そういったことがままありますよね。雑誌に載っていた写真が綺麗で、いざ現地に行ってみたら思ってたのとちがった……。そんな経験、皆さんもありませんか?世界三大がっかり名所、なんて言葉も聞きますよね。
上は2つとも同じ物件のパースと施工後の写真です。実物の空間の方が芝部分の奥行きが狭く見えませんか?
VR登場
3Dパースはあくまでイメージ。光の加減や日々変わる天候によっても印象は違います。ですが、できるだけ施工前に実物と近いイメージを持ったうえで、どういったデザインにするのか決断したいものです。
そこで、当社ではお客様に実際のお庭をリアルに体験していただこうとVRを導入しました。VRは作られた仮想空間を現実世界と同様に疑似体験できるものです。フェンスの高さや、空間の印象。パースだけでは感じる事のできない感覚を是非味わってみてください。
VRを上手く活用することで、施工後のイメージをよりリアルに想像することができます。特にフェンスの高さなど、外からの視線が気になる方は一度VRで体験してみる事で、より想像を膨らませることができるかもしれません。
外構/エクステリアについて詳しくは【Takezo・ファーム】までお問い合わせください。
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