先代、もしくは先々代、もっと以前からかもしれませんが、代々引き継いだ日本庭園をリフォームして、現在のライフサイクルに合わせた庭にしたいという要望は、非常に増えています。
特に、島根県東部の松江市や出雲市、大田市、雲南市は元々日本庭園が多い地域です。そのため、日本庭園をリフォームする際に気をつけなかければならない点を理解しておくことは、今後のリフォーム計画に役立つでしょう。
それでは、既存の日本庭園のリフォームを依頼する時に注意するべき点を見ていきましょう。
再利用を第一に検討する
日本庭園に使われている材料は、庭木、庭石など天然の材料です。新しくつくる駐車場や庭に再利用できないかを第一に考えましょう。
天然材料は今ではなかなか手に入らない貴重な資材です。例えば、畑の土留めに再利用できたり、庭木は移植して再利用できるかもしれません。
再利用することで、コストを抑えたり、材料費を抑えたりできるかもしれません。
よって、なるべく再利用する方向でリフォーム計画を考えてみましょう。
土壌は財産
日本庭園は長い年月をかけて寒肥をしながら、庭木を生長させていきます。いわば、畑のように庭木を育ててきた場所です。
つまり、日本庭園の土壌は肥沃な良い土壌であることが多いのです。この土壌を簡単に捨てず、畑などで使うことも検討して見ましょう。前述の資材とともに、土壌も大切な財産として考えてみましょう。
古い庭木と庭石には要注意
何十年とその庭に存在した庭木や庭石には不思議な力があり、家を守ってきています。その様な話を一度は聞いたことがあるでしょう。
八百万の神を信じる日本においては、荒神や水神を大木や巨石にを祀って祈りをささげてきました。人それぞれではありますが、はやり、末永く家内安全で過ごしたいものですし、安心したいものです。
そうあるために、庭木や庭石を撤去する際には、お酒と塩で清める行為をしておきましょう。
万全にするならば、神社に依頼して祈祷してもらいましょう。
日本庭園を撤去してリフォームする際は、完成後の駐車場や庭に意識がいきがちですが、既存の日本庭園をどう終わらせるか、どう生かすかという視点を持つとよりよいでしょう。
困ったら日本庭園とエクステリアを同時に相談できる専門業者に相談しみましょう。
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