ブロック塀は、一度設置して終わりではありません。経年劣化や自然環境の影響を受けるため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。ここではブロック塀を長持ちさせ、安全性を保つためのポイントをご紹介します。
1. 定期的な点検
年に1~2回ほど、ブロック塀の状態を目視でチェックしましょう。亀裂の有無や塀の傾き、ブロック表面の汚れ具合、鉄筋が露出していないかなどを確認します。異常があれば、早めに専門家へ相談することが大切です。
2. 表面の洗浄
コンクリートブロックの表面に苔やカビが生えている場合、見た目の問題だけでなく、劣化を進行させる原因にもなります。高圧洗浄機やブラシを使って、定期的に洗浄することで見た目もキレイに保ちつつ、ブロックの寿命を延ばすことができます。
3. 亀裂補修
軽微なヒビ割れであれば、市販のコンクリート補修材やモルタルで埋める対応が可能です。ただし、亀裂が深刻な場合やブロック内部にまで達しているような場合は、専門家に点検してもらい、場合によっては部分的な解体・再施工が必要になることもあります。
4. 塗装や撥水処理
ブロック塀にカラー塗装を施している場合、塗膜が剥がれないよう数年に一度の再塗装が求められます。また、表面保護のために撥水剤を塗布する方法も効果的です。汚れや水分が染み込みにくくなるため、劣化スピードを遅らせ、外観を美しく保つことができます。
5. 周囲の環境整備
ブロック塀のすぐ近くに樹木が密集していると、根の成長によって基礎が押され、ひび割れや傾きを引き起こすことがあります。また、通気性が悪く湿気がこもりやすい環境だと、コケやカビが発生しやすくなるため、ブロック塀の周囲を適度に整理しておくことも大切です。
6. 高さと安全性の確認
ブロック塀の高さや構造に問題がないか、定期的に再確認しましょう。増築して高さを変えていないか、台風などの後にぐらつきが出ていないかなどのチェックも重要です。
ブロック塀のメンテナンスを怠ると、見た目が悪くなるだけでなく、安全性も著しく低下します。大地震や強風の際、メンテナンスを怠ったブロック塀が倒壊する事例は少なくありません。定期的に手を入れることで、外構の美観と安全性を両立させましょう。専門店に依頼すれば、点検から補修、塗装や撥水処理までトータルサポートが受けられますので、安心してご相談ください。
外構/エクステリアについて詳しくは【Takezo・ファーム】までお問い合わせください。
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