庭木の剪定は自分でやるのは大変、プロに頼むとしても一体どれくらいの頻度で切ればよいのでしょうか?
お金もかかるし数年に一度バッサリ切る!というスタイルの方もおられますが、自分がどの様な状態を目指しているかによっても、木それぞれの成長スピードによっても剪定回数は変わってきます。
出雲地方では風も強く、風よけとして木を植える場合も。その場合はあまり木と木の間に隙間がない方がよいですよね。
毎年1回の剪定は定番にしてほしい
松の木など本当は年2回が必要な木も、最低でも1年に1回は剪定をしてください。『そんな!年2回だなんて!うちは足立美術館じゃあるまいし!』と思われるかもしれませんが数年触らないでいると元の姿には戻れなくなります。木によってそれぞれ成長スピードが違うので1年間に5センチ程度しか伸びない木は数年剪定の必要はないでしょう。
ただし、生け垣などに使われる木は成長スピードが早く、道路に飛び出して通行人の迷惑になるのであれば剪定は年2回をおすすめします。
木の成長期は大きく分けて春と秋の2回ですが、梅雨明けの夏前にグーンとまた成長します。
私達は仕立物と呼びますが、丸く整えられているものは剪定しないとピョンピョン伸びだ枝が気になってしまいます。花を楽しまれるのであれば、花が終わった時期が望ましく、実を楽しまれるのであれば、収穫したあとなど…
細かいことを言うと本当にどれもバラバラです。どの様な状態で維持されたいかによってご提案も変わってくる訳です。
数年に1回バッサリ切ったときのリスク
数年に1回バッサリ切る場合は、時期を選んで切りましょう。バッサリ切るということは剪定したあとの切り口が大きくなるということ。夏ならそこから水分が奪われて枯れてしまうことも。今まで葉で覆われていた幹が日に焼けて傷むこともあります。また常緑樹の場合は乾燥風が吹く真冬にバッサリ切ると、葉っぱを芽吹かせる元気もなく、切り口から乾いて枯れてしまうことも。
ですので、バッサリ切る場合はこれから新芽が芽吹くぞ~という春先のタイミングがおすすめ。ただし、バッサリ切ると樹木にとって光合成をするために必要な葉をほとんど無くしてしまうわけですから、彼らも必死に生きようと枝をビューンと伸ばし、葉っぱを沢山つけようとします。
望んでいた木の姿にならない可能性があるので、十分注意してください。
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