写真は京都の瑠璃光院です。
漆塗りのテーブルに映って、とてもきれいですね。紅葉はこれからが本番というところでしょうか。
さて、去年モミジを植えられて、今年はきれいに紅葉しなかったとうことですが、早々に葉が茶色くなっていったのでしょうか。
十分な養分あってこその紅葉
実はモミジの紅葉は、気温の低下に反応して葉の緑色の細胞が壊れることで起こる現象です。
緑色がなくなると、残った赤色と黄色の成分が目立ってくるわけです。
どちらの成分が多いかで赤くなったり黄色くなったりします。だから、冷気が当たりやすい上部から紅葉が始まるのです。逆にいえば、しっかりと養分を吸い上げて、葉に充分な栄養分がないと紅葉が見込めないということになりますね。
紅葉が見込めるのは、経験的に大体植えてから3年以降ですね。おそらく、去年植えたばかりだと、根も十分に伸びていないため、葉に充分な養分が送り込めず紅葉もきれいではないのでしょう。
ということで、あと2年ほど待ってみてください。さて、以上の3つの観点から土の状況をみると、庭木が育つ環境かどうかが明確になります。
大田、雲南、松江、出雲は紅葉が期待できます。秋から冬場の紅葉狩りに是非出かけてみませんか。
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